Original

「特別注文家具の作り方」基礎知識編

「特別注文家具の作り方」基礎知識編

本記事はに木工関連の特別注文家具(以下、特注家具)について説明します。

この記事を読むと

  • 特注家具の分類について理解できる。
  • 制作を頼む際の注意点がわかる。

記事を読み終わるまでに頂く時間は:3分です。

「フルオーダー家具」と「セミオーダー家具」

一般的に特注家具とは、家具作りの高度な技術をもっていない方や、インテリアや建築設計会社の方々が、作りたい家具のイメージをもとに、メーカーや個人工房の技術者達(職人)に依頼して作ってもらうオリジナルオーダーメイドの家具の事です。

特注家具には大きく分けて二つの方法があります。

①「フルオーダー家具」


 

お客様が作りたい家具のイメージから、図面に起こし製作していく文字通りゼロから作り上げるオリジナルオーダーメイドの家具です。フルオーダーの家具をお願いしたい!という場合は、予め必要な情報を揃えてから、木工所に相談すると話がスムーズに進みます。世に出ている家具では満足できないという方や、大型の家具などが欲しい方はこちらのフルオーダー家具を選びます。また、もう手に入らない家具や、今あるインテリアのスタイルに合わせて新しく制作するなどもフルオーダー家具と言えます。

 

②「セミオーダー家具」


 

木工所が所有する商品を基に、微妙な寸法や素材を変更したり、あらかじめユニット単位に細分化されたパーツを組み合わせて、オリジナリティーのある家具の制作を依頼するのが、セミオーダー家具です。

フルオーダー家具がオリジナルの創作料理だとしたら、セミオーダー家具はビュッフェ・サービスの選んで彩る料理のようなイメージです。

「カスタムオーダー」と説明している木工所もあり、選ぶ楽しみがあるのがセミオーダー・カスタムオーダー家具の魅力です。

 

特注家具制作・依頼時のポイント

 

制作を依頼する前に、決めておきたい幾つかのポイントがあります。

①家具の使用目的とその家具を使う人を想定する。
②家具のイメージとクオリティを想像し書きとめる。
※1
③家具を設置する現場のサイズを測る。※2
④塗料などに反応するアレルギーの有無を確認する。※3
⑤支払える予算の上限と、納期の希望を決める

※1 家具の販売店や雑誌、メーカーのHPの既存商品などを閲覧してイメージを膨らませます。その時に材質や塗装方法なども併せて調べられるとより具体的なデザインに近づきます。イメージが具体的でなければ正確なお見積もりを提示することが難しくなるので、簡単なスケッチや出来上がりを言葉にできるよう書き留めておくと伝えやすくなります。

※2 設置する現場を検討しサイズを測ります。そのうえで家具本体の寸法を決めましょう。現場のサイズと本体の寸法は家具を作るうえで必要な情報なので、依頼する会社にしっかりと伝えて下さい。

※3 シックハウス症候群に関する医学的知見の整理・化学物質過敏症について。

 

特注家具を依頼することは、制作する側も依頼する側も本当に良い物を作り出したいという思いをもって取り組むことがとても重要です。なので、依頼する前に上記のことを決め、その家具を作る為に最適な木工所や設計会社を探しましょう。

 

木工所の選び方

木工所の得意な家具の分野を調べる。

木工所にはそれぞれ一番得意としてる家具の分野があります。椅子やチェスト、ベッドやソファなどその木工所が得意な分野でなければ、想像とは違った物が出来上がってしまうこともあるかもしれません。

依頼したい会社が、なにを得意としているかを調べて知ることが、本当に欲しい家具を手に入れるためには大切な事です。事前に販売店やHPなどで下調べをしてから、直接木工所に相談してみるのが確実です。

また、国内の家具産地を参考にしてみても調べやすいと思います。

安心して頼めそうだと確信したら上記で決めたポイントを、依頼する会社にお伝えして概算の見積りを出してもらいましょう。

全国家具産地マップ

まとめ

  • 特注家具にはフルオーダー家具とセミオーダー家具の二種類の方法がある。
  • 制作を依頼する前に、決めておくポイントがある。
  • そのポイントをまとめた情報を、作りたい家具の分野の制作が得意な会社に伝える必要がある。

依頼主と制作者が一つの家具を作る為の目印として、事前の準備はとても大切なコミュニケーションツールになります。

 

この内容で送信します。よろしいですか?