Original

「気になる特注家具のお値段」について

理想の生活のために知っておきたい、家具の価格について。



理想の生活を実現させるための特別注文家具。どんな形にしようか...素材はどんなのがいいのか...

そんな特注家具における価格設定についての情報をお伝えします。

  • 特注家具の価格の設定方法についての知識を得る事ができる。
  • 中間マージンとはなんなのか理解できる。

特注家具の価格設定・見積もりについて

価格の設定方法には、各木工所の製造方法で多少の違いはありますが

設定方法の基本的な要素は 「製造原価」「マージン」によって決定されます。

製造原価とは

一つの商品を作る為にどれだけの原価(コスト)が掛かったのかを計算する必要があります。

このかかった原価のことを製造原価といいます。

製造原価の分類の方法は2つあります。

 

①材料費・労務費・経費の3つに分類して計算する形態別分類方法

②製品の製造に直接かかわるか、そうでないかによる方法(直接費・間接費)

 

この二つの方法から算出した原価に、マージンが発生する場合はそれを含めて価格の設定を行います。

 

参考サイト:直接費と間接費の違い! あいまいな知識を整理しよう

 

マージンとは

マージンという言葉には

  • (本などの)余白
  • 販売や委託に対する手数料
  • 取り引きでの証拠金
  • 売買によって生じる差額利益

といった意味があり、工場からの仕入れ値(原価)と小売店・問屋さんへの売値(売価)の差額の事を指します。中間手数料、紹介手数料、デザイン料といったものです。

 

主に設計を専門としている企業などが、お客様に提案をし、メーカーとの仲介をしてくれている形が多いのですが、その設計会社に支払う対価としての金額のことです。

 

見積もりについて

製造原価・マージンを明確にし、お客様へ価格をお伝えすることを見積もりと言います。

特注家具の見積もりは、同条件でも価格に差が出ることがあります。

それは各工場にはそれぞれ製造する過程も違えば、設備や材料の仕入れ方なども違ってくるからです。

 

<例>

Aの工場は「箱物家具」の制作が得意で、箱物や大型収納の作りに特化した設備・職人・材料を持っています。

Bの工場は「脚物家具」の制作が得意で、イスや置き型の収納の作りに特化しているとします。

 

この場合、Aの工場にイスを特別な使用でつくって欲しいと頼んでも、作れはしますがBの工場にくらべて手間がかかってしまいます。その分の工賃が上乗せされて見積もりが制作されます。

このようにその工場が何が得意で、どのような人員・設備・素材を扱っているかということも価格の設定に関わってきます。

企業の持つ特徴と強みを理解し、自分の理想とする家具が上手くマッチングするのかをトータルで判断して選定することが特注家具を購入する上での大きなポイントになります。

 

関連記事にて工場の選定のポイントチェック・特別注文家具の作り方

 

定価や相場はあるのか?

 

フルオーダーの特注家具はゼロから作るその性質上、相場や定価とよばれるものはありませんが、欲しい家具がうまく工場のスペックとマッチングすれば、適正な価格で理想とする家具を購入する事ができます。

 

その価格も、単に高いから高品質・安いから品質が悪いということではなく、あくまでもお客様の求めるものがどんなクオリティの物であるかをしっかりとイメージし、それを設計者・製作者と共有することで本当に満足できる家具を創りだせるのです。

 

まとめ

  • 特注家具は価格も重要だが本当に大事なのは、自分が何が欲しいのかを明確にすること。
  • 理想の家具を作ってもらうには、工場の特徴を理解する為の入念な下調べが必要。

この内容で送信します。よろしいですか?